ミリアカ・デイリーレポート

6月23日 ミリアカデイリーレポート ドル円

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ドル円、左:日足、右:4時間足の概況です。

本日の東京時間では、日経平均株価が上昇し、ややリスクオンの状態が継続していたものの、流動性が低い状態が続いています。ドル円も日経平均株価に連動する形で戻りの高値圏を維持しましたが、流動性が低下していることで、それほど大きくない注文でも値が飛ぶ可能性があります。実際、東京時間大引け後には大きく下げる場面がありましたが、元の水準まで戻っています。英国の国民投票結果を前に、売買が手控えられていますが、出口調査等の経過が伝われば大きく変動する可能性があり、要警戒です。
<日足>
20MAは下向きから上向きに転じ、トレンドは上昇に転じてきました。本日は10MAに接近する場面がありましたが、寸前で反落しています。引き続き10MAがレジスタンスとなれば、ルール2でのショートエントリーを検討したい状況です。

<4時間足>
20MAは横向きでの推移となり、トレンドの方向がはっきりしない状況です。英国の国民投票の結果が判明するまでは、短期的な変動はあっても、4時間足レベルのトレンドの発生は難しいのでは、と想定されます。したがって、4時間足レベルでのエントリーは、トレンドの方向がはっきりするまで様子見です。

 

 

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ドル円、1時間足の概況です。

本日は、日経平均株価が堅調に推移した流れに連動し、ドル円も比較的堅調に推移しました。ただ、英国の国民投票を前に様子見モードという印象が強く、膠着感が増しています。流動性が低いため15時台のような急落がこの後も発生する可能性があります。また、国民投票に関する速報等のニュースが伝わると、短期的には大きな変動につながる可能性があり、リスク管理には注意が必要です。 テクニカル的には、20MAは横向きでの推移となり、短期的には方向感がはっきりしない状態です。ボリンジャーバンドも上下幅が狭くなっており、ボラティリティも低下した状態を示しています。本日の海外時間でも、引き続き流動性の低下した状態が継続することが予想されることから、小さいと思われるニュースでも大きく値が飛ぶ可能性があるため、注意したいところです。
本日の注目経済指標:イギリスの国民投票(6:00投票締め切り)

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