8月3日 ミリアカデイリーレポート ドル円
2016年8月3日
ドル円、左:日足、右:4時間足、の概況です。
3日東京時間のドル円は、101円を挟んで小幅な値動きとなりました。日米ともに株価が軟調に推移する展開となり、リスクオフムードが支配している状況です。2日の海外時間以降は、リスクオフからの円買いが強まり、ドル円は102円台のもみ合い水準から、一段下に下げた水準でのもみ合いとなっています。
<日足>
20MAは下向きでの推移となり、下落トレンドが形成中となっています。2日は長めの陰線となりましたが、3日の東京時間では小幅に反発して陽線となっています。現状ではボリンジャーバンドが並行状態で、レンジ相場の可能性が残っていますが、20MAでのレジスタンスが確認されれば、2番底を目指す可能性のある下落トレンドに乗りたいところです。
<4時間足>
20MAは下向きでの推移となっており、下落トレンドが形成されています。昨日は10MAを上抜ける場面がありましたが、すぐに下抜け、安値も更新する展開となっています。この後の時間帯では、10MAがレジスタンスとなれば、ルール2でのショートエントリーを狙いたい状況です。
3日の東京時間前場では、ドルがやや買い戻される展開となり、101円台前半を回復する場面がありましたが、後場に入るとやや軟調な推移となり、再度101円を割り込む展開となりました。その後は、ロンドン時間の序盤にかけて、101円を挟んだ小幅な値動きで膠着状態となっています。昨日と比較すれば、ボラティリティは急速に低下傾向となり、ボリンジャーバンドもスクイーズする展開となっています。
テクニカル的には、20MAは下向きでの推移となっており、下落トレンドが形成されています。本日の東京時間では、20MAをやや上抜けた水準がレジスタンスとなりました。ロンドン時間序盤では20MAを挟んだ値動きとなっており、エントリーのタイミングを掴みにくい状況です。この後の時間帯では、ボラティリティの拡大を待ち、明確に発生したトレンド方向にトレードしたい状態です。
注目経済指標:ADP雇用統計(21:15)、ISM非製造業景況指数(23:00)
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