ミリアカ・デイリーレポート

7月15日 ミリアカデイリーレポート ドル円

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ドル円、左:日足、右:4時間足、の概況です。

昨日の東京時間前半は日経平均株価が続伸する流れとなり、ドル円も104円台の高値圏でもみ合う展開となっていました。東京時間後場に、永久国債を発行に関する報道が材料視され、ドル円は水準を引き上げました。一時106円に迫る上昇場面がありましたが、その水準からは押し返されています。ただNY時間の引けでも105円台を維持しました。

<日足>
20MAは下向きから上向きに転じ、上昇トレンドに転換しています。Brexitによる下落幅をほぼほぼ取り戻しました。本日は、20MAがサポートとなる場面があれば、ルール1でのロングエントリーを検討したい状況です。

<4時間足>
20MAは上向きの推移となり、上昇トレンドが形成されています。昨日は10MAを割り込んでいましたが、20MAには届かない水準から反発しました。ストキャスティクスがダイバージェンスとなっており、押し目形成する可能性には注意したい展開です。本日は、10MAでサポートされれば、ルール2でのロングエントリーを検討したい状況です。

 

 

 

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ドル円、1時間足の概況です。

昨日は、東京時間前半では前日のもみ合う展開が継続しました。後場に入ると、永久国債に関する報道がきっかけとなり、レンジを上抜けしました。これまでのレジスタンスであった105円をブレイクし、106円に迫る場面がありました。その後はやや押し返され、105円台前半でNY時間を引けました。
テクニカル的には、20MAは上向きでの推移を継続しています。ただ、レートは20MAを下抜けてきており、短期的にはトレンドが転換する可能性があります。ボリンジャーバンドもスクイーズ気味の推移となり、膠着感を示唆しています。また、本日は中国のGDP速報値、米国の小売売上高、消費者物価指数の発表が予定されており、ボラティリティが拡大する可能性が考えられます。週末を控えたポジション調整にも注意したいところです。

本日の注目経済指標:中国GDP速報値(11:00)、消費者物価指数、小売売上高(21:30)

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