ミリアカ・デイリーレポート

6月16日 ミリアカデイリーレポート ドル円

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ドル円、左:日足、右:4時間足の概況です。

昨日のドル円は小幅な範囲内での推移に留まりましたが、上下に振られ展開となり、日足は上下に髭が出ています。FOMCでは利上げが見送られ、ドル円は一時年初来安値を更新しましたが、すぐに反発して106円台まで回復する場面がありました。最終的には日足は陰線となり、4日続落となっている。
<日足>
20MAは下向きでの推移となり、下落トレンドが発生しています。昨日も-2σには届かず、バンドウォークは一服しています。FOMCの政策発表を跨いだ後も、ドル円の下落基調には変化がありませんでした。本日は、10MAでのレジスタンスが確認されれば、【ミリアカルール2】でのショートエントリーを検討したい状況です。
<4時間足>
20MAは下向きでの推移となり、下落トレンドが発生しています。昨日は20MAが何度かレジスタンスとして機能し、【ミリアカルール1】での売りサインが示現しています。NY時間では年初来安値を更新して105.40台まで下落する場面がありました。本日も、10MAでのレジスタンスが確認されれば、【ミリアカルール2】でのショートエントリーを検討したい状況です。

 

 

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ドル円、1時間足の概況です。

昨日は、東京時間では日経平均株価が反発する展開となり、ドル円も買戻しが入りました。その後は、ロンドン時間で火曜日同様に106.40付近がレジスタンスとなり、反落しています。FOMCの政策発表直後に105.40台を付けましたが、その後は反発して106円を回復する場面がありました。NY時間の引けでは105円台後半に押し戻されています。 テクニカル的には、20MAは緩やかながら下向きでの推移となっており、短期的にも下落トレンドが形成されています。NY時間終盤では20MAがレジスタンスとなり、ルール1での売りサインが点灯しました。本日も引き続き20MAがレジスタンスとなればルール1でのショートエントリーを検討したい状況です。なお、本日は日銀の政策発表が予定されており、発表直後はボラティリティの拡大が予想されます。
本日の注目経済指標:日銀政策発表 (時間未定)、黒田総裁記者会見(15:30)、米消費者物価指数、フィラデルフィア連銀製造業景況指数など(21:30)

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