ミリアカ・デイリーレポート

5月13日 ミリアカデイリーレポート ドル円

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左:日足、右:4時間足の概況です。

昨日のドル円は、反発する展開となりました。前日の下げをほぼ取り戻す展開となりましたが、高値は更新できずに押し返されています。109.30台まで上昇する場面があったものの、前日高値とほぼ同水準で押し返され、119円ちょうど付近でNY時間を引けています。

 
<日足>
20MAは水平での推移となっており、トレンドの方向ははっきりしない状況です。一昨日は、20MAを割り込んでの推移となりましたが、昨日は20MAを回復してきました。日足レベルでのエントリーは、引き続きトレンドの方向がはっきりするまで様子見したい状況です。

 

<4時間足>
20MAは上向きで推移し、上昇トレンドとなっています。昨日は、20MAを割り込む場面が何度かありましたが、すぐに回復しています。ただ、昨日の上昇はボリンジャーバンド+2σまで到達せずに反落してきており、やや勢いに欠ける動きとなりました。本日も引き続き20MAでのサポートが確認されれば、ルール1でのロングエントリーを検討したい状況です。チャート形状的には、Wトップの形となっており、反落する展開も視野に入れておきたい状況です。

 

 

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1時間足の概況です。

昨日は、東京時間では日経平均株価が回復する展開と連動して、ドル円にも買いが入り、堅調推移となりました。ロンドン時間序盤には、前日の高値に到達しましたが、その水準からは売りに押される展開となりました。NY時間後半にかけて再度上昇に転じたものの、高値は更新せずに反落し、109円ちょうど付近まで押し戻されました。
テクニカル的には、20MAは上向きで推移しており、短期的には上昇トレンドが形成されています。昨日のロンドン時間後半には一旦20MAを下抜ける場面があったものの、すぐに反発し、20MAを上抜けました。直近の動きでも20MAを割り込んでの推移となっており、トレンドが下落に転換するか、上昇を維持できるかに注目です。本日は、NY時間に米国小売売上高の発表が予定されており、ポジティブな結果が出れば、6月利上げ期待からのドル買いが入る可能性があります。

 

本日の注目経済指標:米国小売売上高(21:30)、ミシガン大学消費者態度指数(23:00)

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