3月1日 ミリアカデイリーレポート ドル円
2016年3月1日
左:日足、右:4時間足の概況です。
今週のドル円は、わずかですが下側に窓を開けて寄り付きました。
その後窓はすぐに埋まり、東京時間では日経日金株価が軟調に推移したことで、ドル円は下落する展開となっています。
<日足>
20MAは下向きでの推移となっており、下落トレンドが継続しています。
一旦上向いた10MAも、下落に転じました。
2月16日の戻り高値を超えられずに反落してきたため、再度111円割れを試しに行く展開が考えられます。
10MAがレジスタンスとして機能すれば、【ミリアカルール2】での売りサインが点灯となります。
昨日は、原油価格との相関性が薄れてきましたが、本日も同様の動きとなるのかどうかも注意したいポイントです。
<4時間足>
20MAは上向きでの推移が継続していますが、レートは20MAを下抜けたことで、トレンドの方向感がはっきりしない状態となっておりとなっています。
ボリンジャーバンドもスクイーズしており、膠着した動きを示唆しています。
4時間足レベルでのエントリーは、トレンドの方向がはっきりするのを待ちたい状況です。
1時間足の概況です。
20MAは上向きから下向きに転じ、短期のトレンドは下落に転じました。
東京時間から海外時間をとおして株価が軟調に推移し、原油価格は堅調だったものの、ややリスクオフムードの流れとなっています。
ドル円は、朝方に20MAを割り込むと、遅れて20MAが下向きに転じ、その後何度か10MAがレジスタンスとなる場面を経て、112円台半ばまで下落する展開となっています。
現在のレートは-2σを下抜けており、バンドウォークにつながるかどうかに注目です。
先週後半の上昇は、2月の16日高値、114.85付近までは届いておらず、114円が上値として意識された格好です。
そのため、111円割れを試しに行く展開も考えられ、注目したいポイントです。
本日の注目経済指標:中国製造業PMI(10:00)、Caixin製造業PMI(10:45)、ISM製造業景況指数(24:00)
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