3月25日 ミリアカデイリーレポート ドル円
2016年3月25日
左:日足、右:4時間足の概況です。
昨日は、欧米が連休前で市場参加者が減少気味となるなか、ドル円は小幅ながら比較的堅調な推移となりました。
112円台後半での推移となり日足では5日連続陽線となっています。
本日から欧米はイースター休暇に入るため、流動性が低下傾向となることが予想されます。
<日足>
ここ数日間、20MAはほぼ水平での推移となっており、またボリンジャーバンドも並行状態となっていることから、日足レベルではトレンドが発生していない状況です。
ただ、昨日は20MAで上昇が抑えられる形となっており、本日この水準を超えられるかどうかに注目です。
昨日は十字線に近い足でしたが、今週に入り陰線は出現しておらず、ドル円は堅調な展開です。
この後113円付近に位置する20MAを上抜けてこられるかどうかに注目です。
<4時間足>
20MAは上向きでの推移となっており、上昇トレンドが形成中です。
昨日は、一昨日の高値を上抜ける時間帯がありましたが、ストキャスティクスはダイバージェンスとなっており、反落する可能性も視野に入れておきたいところです。
10MAは何度か割り込む時間帯がありましたが、再度サポートされてくれば、【ミリアカルール2】での買いサインとなります。
1時間足の概況です。
今週に入りドル円は小幅推移ながら比較的堅調な推移を続けており、徐々に高値を切り上げてきました。
昨日も112円台半ばでの推移となり、一昨日の高値をわずかながら上抜ける場面がありました。
一時113円の乗せる場面もありましたが、この水準からは売りに押されて、112円半ばまで反落する場面がありました。
その後は再び112円台後半を回復しています。
テクニカル的には、20MAはゆるやかに上昇しており、短期的には上昇トレンドとなっています。
ただ、MAの角度は緩めであり、レートは何度も20MAを割り込む展開となっています。
欧米がイースター休暇に入る中、米GDPの結果にサプライズがあると、流動性が低い中で大きくレートが跳ねる可能性があり、注意したいところです。
本日の注目経済指標:米国第4四半期GDP確定値(21:30)
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