ミリアカ・デイリーレポート

3月10日 ミリアカデイリーレポート ドル円

左:日足、右:4時間足の概況です。

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昨日は、東京時間で日経平均株価が続落したことを受け、引き続きリスクオフムードが継続し、ドル円は下落する展開となりました。
ロンドン時間でも同様の流れを引き継ぎましたが、NY時間でガソリンの在庫が減少したことから原油価格が大幅に続伸する展開をうけ、ドル円も反発しています。

<日足>
20MAは水平での推移となり、トレンドの方向感が失われています。
ボリンジャーバンドも並行状態となり、レンジ相場の様相となってきました。
来週予定されている日米の金融政策発表を控えて、トレンドが発生しにくい状態となっていますが、本日のECBの政策発表後にユーロドルが大きく動くような展開となれば、一時的にドル円も大きく変動する可能性があります。

<4時間足>
東京時間からロンドン時間にかけては-2σ付近で軟調に推移していましたが、原油価格が上昇する動きと連動して大きめの反発が入り、一気に20MAを上抜けてきました。
現段階では、20MAは下向きでの推移となっており、下落トレンドが継続していますが、反発の流れが継続すれば、上昇トレンドに転じる可能性もあります。
本日は、トレンドの方向がどちらに向くかを確認したい状況です。

 
1時間足の概況です。

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昨日は、東京時間・ロンドン時間と、NY時間では動きが大きく異なる展開となりました。
東京時間からロンドン時間にかけては、軟調な株価動向に連動して、小幅に下落する展開となりました。
一時112円台前半まで安値を切り下げる場面がありました。
NY時間では、原油が反発し、その流れと連動してドル円も上昇し、20MAを一気に上抜けての推移となっています。
テクニカル的には、20MAは上向きの推移となり、上昇トレンドに転じてきました。
ボリンジャーバンドもエクスパンションし、強めのトレンドとなりましたが、NY時間引け後はやや押し返されています。
本日は、10MA、20MAでのサポートが確認されれば、買いでエントリーを考えたいところです。

本日の注目経済指標:中国消費者物価指数(10:30)、ECB理事会(21:45)、ドラギECB総裁会見(22:30)、新規失業保険申請件数(22:30)

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