ミリアカ・デイリーレポート

2月8日 ミリアカデイリーレポート ドル円

左:週足、右:日足、の概況です。

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<週足>
直近では、比較的大きめの陽線が2連続していましたが、先週は大陰線が出現し、包み足となって弱い動きを示しています。
ただ、10MA、20MAは、ともに水平推移で、長期のトレンドにまでは発展していません。
115.80~116.00のサポートゾーンに接近しており、今週はこの水準を死守できるかどうかが焦点となります。
仮にこの水準を下抜けると、110円台まで節目が存在しないため、大幅下落の展開も考えられます。
ただ、その場合は政府または日銀から何らかのアクションが出ることが予想されます。

<日足>
10MA、20MAともに下落に転じており、下落トレンドに入りました。
先週の段階では、日銀のマイナス金利の賞味期限に関する注意喚起をしましたが、わずか三日で賞味期限切れとなり、チャート的にも逆V字を形成して弱い展開となっています。
テクニカル的には、ボリンジャーバンドが並行でのレンジ相場を示唆していますが、外部要因的には円安要素が少なく、日足レベルでのトレードは、トレンドの発生を待ちたい状況です。

 

左:4時間足、右:1時間足、の概況です。

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<4時間足>
20MAが下向きでの推移となり、下落トレンド形成中です。
雇用統計発表直後は乱高下しましたが、落ち着いた後は発表前の水準でもみ合う展開となっています。
10MAにレジストされる形で週を引け、ルール2の売りサイン点灯中で週を跨いでしまいましたが、ストキャスティクスがダイバージェンスとなっている点は、やや気掛かりなポイントです。

<1時間足>
雇用統計発表直後から、20MA、10MAとも横ばいの推移となり、トレンドが消滅しています。
ボリンジャーバンドも狭い範囲での並行状態となっており、売買に関しては様子見の状態です。
週初は、注目のイベントも予定されておらず、10日のイエレン議長議会証言まで、揉み合う展開が継続する可能性もあります。
ただ、中国発や、原油価格の変動等、外部要因による変動の可能性が否定されているわけではないため、日々の値動きはしっかり観察しておきたいところです

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