2月10日 ミリアカデイリーレポート ドル円
2016年2月10日
左:日足、右:4時間足、の概況です。
昨日は、日経平均株価の大幅続落、日本の長期金利がマイナスに転落、欧米株も続落、原油価格が下落と、リスクオフ要因のオンパレードとなり、ドル円は東京時間内に一時114円台前半まで下落幅を拡大しました。
その後は115円台前半を高値とする揉み合い状態に入りましたが、東京時間の安値は死守しました。
急速に円高が進行しており、さらに下落が進行した場合は政府筋などからの要人発言に警戒したいレベルです。
<日足>
20MAが下向きへ反転し、日足レベルの下落トレンドは継続中です。
-2σでのバンドウォークに発展する兆しも出ています。
新規のエントリーは10MA付近までの戻りを待ってからという状況です。
<4時間足>
引き続き20MAは下向きの推移となっており、下落トレンドが継続しています。
現状では、揉み合い水準と下向き10MAが接近しており、レジスタンスが確認されれば【ミリアカルール2】での売りサインとなります。
ドル円、1時間足の概況です。
昨日は東京時間午前に114円台前半まで急落する場面がありましたが、その後は安値圏での揉み合い展開となりました。
原油価格の下落と欧州株の下落が重なった時間帯でも114円台前半まで下落しましたが、東京時間の安値は更新せず、Wボトムとなる可能性を残しています。
直近では、20MAは上向きに転じており、短期的には上昇トレンドとなっています。
ネックラインとなっている115.50付近をブレイクできるかどうかに注目です。
また、上向きに転じ始めた20MA、または10MAまでの押しがあれば、【ミリアカルール1,2,4】のいずれかの買いサインとなります。
本日も、株価動向、金利、原油価格動向など、リスク要因が多数に加え、イエレン議長の議会証言にも注意したい展開です。
本日の重要経済指標:イエレン議長議会証言(24:00)
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