ミリアカ・デイリーレポート

12月9日 ミリアカデイリーレポート ドル円

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ドル円、左:日足、右:4時間足、の概況です。

昨日のドル円は、東京時間では米国の長期金利が下落した影響からドルが売られる展開となりましたが、ロンドン時間ではユーロドルが急落して展開に連動してドル買いが優勢となり、対円でもドルは反発しています。日足は陽線で引けていますが、引き続き114.30付近の水準からは売りに押される展開が継続しています。

<日足>

20MAは上向きでの推移を維持しており、上昇トレンドが形成されています。昨日は10MAを一時割り込みましたが、下髭で斬り返して再度10MAを上抜けました。ボリンジャーバンドはスクイーズした状態が続いており、ボラティリティが低下基調です。本日も引き続き、10MAでのサポートがあればルール2でのロングエントリーを狙いたい状況です。

<4時間足>

20MAは横向きでの推移となっており、トレンドの方向がはっきりしない状態です。今週に入り、114.30-40の水準はレジスタンスとなり、113.30-20付近はサポートとして機能しており、レンジ相場の状態が継続しています。本日も引き続き4時間足レベルではボラティリティの拡大と、トレンドの方向性がはっきりするのを待ちたい状況です。

 

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ドル円、1時間足の概況です。

昨日の東京時間では、米国の長期金利が低下する展開に連動し、ドル円は軟調に推移しました。東京時間後場からロンドン時間前半にかけては113.30割れの水準からはドル買いが優勢になり底堅い推移となりました。ECB理事会後はユーロに対してドルが急騰する展開となりましたが、連動する形で対円でもドルは急上昇となりました。ただ、114.30台に入ると、ドル買いは継続せず、その後は反落して114円を挟んだ水準まで押し戻されました。
テクニカル的には、東京時間では下向きで推移しいていた20MAは、ロンドン時間以降は上向きに転じ、短期的には上昇トレンドが形成されています。NY時間前半にかけてバンドウォークを伴う上昇に発展しましたが、NY時間終盤では押し返される展開です。ボリンジャーバンドはエクスパンションし、ボラティリティは拡大基調です。本日は20MAがサポートとなれば、ルール2でのロングエントリーを狙いたい状況です。

本日の注目経済指標:ミシガン大学消費者信頼感指数(24:00)

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