11月22日 ミリアカデイリーレポート ドル円
2016年11月22日
ドル円、左:日足、右:4時間足、の概況です。
今週のドル円は、上方に窓を開けての寄り付きとなりました。窓はすぐに埋められましたが、その後は反発し一時111円台を回復しました。高値も更新したものの、その後はやや上値の重い展開となり、日足は3日ぶりの陰線となりました。
<日足>
20MAは上向きでの推移となっており、上昇トレンドが形成されています。バンドウォークは一旦終了した形ですが、大きく崩れる展開とはなっていません。今朝方の福島の地震発生後、50銭ほど円高に振れました。本日は、10MAでのサポートが確認されれば、ルール2でのロングエントリーを狙いたい状況です。
<4時間足>
20MAは上向きの推移となっており、上昇トレンドが形成されています。ストキャスティクスはダイバージェンスを示現しており、押し目形成の展開には注意したい状況です。直近のレートは10MAを割り込んでおり、本日は、20MAでのサポートが確認されればルール1でのロングエントリーを狙いたい状況です。
ドル円、1時間足の概況です。
今週のドル円は、上方に窓を空けて寄り付きました。窓は寄り付き直後からの調整で埋められています。東京時間では、比較的底堅く推移したものの、
テクニカル的には、20MAは上向きでの推移となっており、短期的には上昇トレンドが形成されています。昨日はロンドン時間以降にはバンドウォークを伴う上昇が発生しましたが、103.80付近がレジスタンスとなり、やや売りに押されました。NY時間の引けにかけては、10MA付近まで押されています。本日は、この水準がサポートとなれば、ルール2でのロンドン時間ではやや調整する展開となりました。そのまま崩れる展開とはならず、NY時間では再度高値を更新して111.30を付ける場面がありました。早朝の福島の地震でやや円高に振れ、110円台後半まで押されています。
テクニカル的には、20MAは下向きの推移に転じ、短期的には下落トレンドに転換しました。本日は、20MAでのレジスタンスが確認されれば、ルール1でのショートエントリーを狙いたい状況ですが、上位時間足の方向には逆らったポジションとなるため、大きくは狙わないエントリーとなります。
本日の注目経済指標:リッチモンド連銀製造業景況指数・中古住宅販売件数(24:00)
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