ミリアカ・デイリーレポート

11月17日 ミリアカデイリーレポート ドル円

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ドル円、左:日足、右:4時間足、の概況です。

昨日のドル円は、前日までの流れを受け、一時109.60台まで高値を更新したものの、流石に110円の壁は厚く、確定売りに押される展開となりました。日足では3日ぶりの陰線となっています。ただ、ドル売りに傾いた印象はなく、押し目形成と思われる展開であるため、しっかり買いのサインは狙っていきたい処です。

<日足>

20MAは上向きでの推移を維持しており、上昇トレンドが形成されています。昨日も、+2σ付近で寄り付きましたが、押し目形成の時間帯となり、本日は+2σを割り込んで寄り付いています。一旦バンドウォークが終了した可能性があり、深めの押し目を付ける展開には気をつけたい状況です。引き続き本日以降も、10MAでのサポートがあればルール2でのロングエントリーを狙いたい状況です。

<4時間足>

20MAは上向きでの推移が継続しており、上昇トレンドが形成されています。昨日は、ロンドン時間中盤頃から確定売りに押される展開となり、4時間足では10MAを割り込みました。ボリンジャーバンドもスクイーズとなり、ボラティリティが低下する可能性も想定しておきたい状況です。本日は、20MAでのサポートが確認されれば、ルール1でのロングエントリーを狙いたい状況です。

 

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ドル円、1時間足の概況です。

昨日のドル円は、東京時間では揉み合いとなり、ロンドン時間前半で上昇する前日と同じパターンとなっていましたが、ロンドン時間後半からは売りが優勢となる展開に変わり、押し目形成の時間帯となりました。NY時間終盤では109円台を維持できず、108円台後半に押し返されています。
テクニカル的には、20MAは上向きから横向きに転じており、短期的には上昇トレンドが一服中となっています。現在のレートは-2σまで到達しており、このままバンドウォークを伴う下落に発展するのか、反発するのか、という局面に差し掛かっています。また、本日はNY時間にイエレン議長の発言と、米国消費者物価指数の発表が予定されており、発表後は短期的な方向性が明確になる可能性も考えられます。1時間足レベルでのエントリーは、一旦トレンドの方向がはっきりするまで様子見したい状況です。

本日の注目経済指標:イエレン議長発言(22:00)、米国消費者物価指数(22:30)

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