10月7日 ミリアカデイリーレポート ドル円
2016年10月7日
ドル円、左:日足、右:4時間足、の概況です。
昨日のドル円は、堅調地合いが継続し、8日続伸となりました。水準も一時104円台に乗せる場面がありました。雇用統計の結果から早期利上げにつながるとの観測からドル買いが継続しています。このため、雇用統計の結果がネガティブとなれば、大きく下落すするリスクも高まっています。
<日足>
20MAは上向きでの推移となっており、上昇トレンドが形成されています。昨日の終値も+2σを突破しており、バンドウォークが形成されています。本日は、9月の高値である104.28付近を上抜けるかどうかも注目です。昨日同様に押し目を待つのであれば、10MAサポートからのルール2でのロングエントリーを狙いたい処ですが、上昇の継続を狙うのであれば、短い時間足でのサインを利用したい展開です。
<4時間足>
20MAは上向きでの推移となっており、上昇トレンドが形成されています。一昨日同様に昨日も、押し目が10MAまで届かずに反発しており、上昇の勢いは強めです。ただ、昨日は過熱感の高まる状態からは脱し、バンドウォークは一服する展開となっています。本日は10MAでのサポートが確認されれば、ルール2でのロングエントリーを狙いたい状況です。
昨日のドル円は、東京時間では高値圏での揉み合い展開となりましたが、20MAがサポートとなり、底堅い推移となりました。昨日は重要経済指標の発表はなかったものの、ロンドン時間以降もドル買いの展開が継続し、NY時間には104円を回復する場面がありました。その後はやや押されましたが、104円を挟んでのもみ合いとなっています。
テクニカル的には、20MAは上向きでの推移となっており、短期的には上昇トレンドが形成されています。直近のレートは10MAを下抜けており、本日は20MAでのサポートが確認されれば、ルール1でのロングエントリーを狙いたい状況です。また本日は雇用統計の発表が予定されていますが、利上げ期待がかなり高まっていることから、結果発表後は大きな変動が発生する可能性があります。
本日の注目経済指標:米国雇用統計(21:30)
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