ミリアカ・デイリーレポート

11月29日 ミリアカデイリーレポート ドル円

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ドル円、左:日足、右:4時間足、の概況です。

今週のドル円は、下方に窓を空けての寄り付きとなりました。シドニー時間に窓を埋めに行く動きが出たものの、全ては埋めきれずに反落しました。東京時間では、ドル売り円買いに勢いが付き、一時111.35付近まで下落したものの、その後は切り返し、112円を挟んだ水準で引けています。

<日足>

20MAは上向きでの推移を維持しており、上昇トレンドが形成されています。昨日は比較的大き目の調整が入ったものの、10MAまでは届かない水準から反発しました。2日連続の陰線となり、やや調整色が漂っています。引き続き本日以降も、10MAでのサポートがあればルール2でのロングエントリーを狙いたい状況です。

<4時間足>

20MAは上向きから下落に転じており、下落トレンドに転換しました。昨日は寄り付きの足で20MAを下抜け、戻り高値が20MAでレジスタンスとなっています。ボリンジャーバンドもエクスパンションを開始しており、下落の勢いが強まる可能性が出ています。本日は、10MAでのレジスタンスが確認されれば、ルール2でのショートエントリーを狙いたい状況です。

 

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ドル円、1時間足の概況です。

今週のドル円は、下方に窓を空けて寄り付き、窓が完全には閉じられずに下落が継続しました。東京時間の前場はドル売りが継続し、111.33まで下落幅を拡大しました。東京時間後場からロンドン時間にかけてはドルの買い戻しが優勢となり、112.70台まで回復したものの、NY時間では再度売り込まれて112円を割った水準で引けています。
テクニカル的には、20MAは下向きに転じ、短期的には下落トレンドが形成されています。昨日は、20MA、10MAともレジスタンス、サポートにならず、テクニカルが効かない動きとなりました。直近の動きはボリンジャーバンドの上下バンドが並行状態となっており、レンジ相場の状態となっています。本日も調整が継続するようであれば、10MAでのレジスタンスを確認してからのショートエントリーを検討したい状況です。

本日の注目経済指標:米国第Ⅲ四半期GDP改定値(22:30)、消費者信頼感指数(24:00)

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