10月14日 ミリアカデイリーレポート ドル円
2016年10月14日
ドル円、左:日足、右:4時間足、の概況です。
昨日のドル円は、東京時間で中国の貿易収支が悪化したことから、リスクオフの展開となり、日経平均、ドル円ともに下落する展開となりました。ロンドン時間ではやや戻す場面がありましたが、NY時間で東京時間の安値を下抜ける動きがありました。103.33付近まで下落幅が拡大したものの、NY時間の終盤では103.70付近まで戻しています。
<日足>
20MAは上向きでの推移となっており、上昇トレンドが形成されています。昨日も、高値更新後に+2σに到達したものの、中国の貿易収支で失速したことで、日足は反落の陰線となりました。本日は、10MAでのサポートがあれば、ルール2でのロングエントリーを狙いたい状況です。
<4時間足>
20MAは上向きから横向きに転じ、トレンドの方向がはっきりしなくなっています。昨日は高値を更新したものの、ストキャスティクスはダイバージェンスを示現しており、押し目が深くなる可能性も考えられます。4時間足レベルでのエントリーは、トレンドの方向がはっきりするのを待ちたい状況です。
ドル円、1時間足の概況です。
昨日のドル円は、東京時間の序盤に104.62付近まで高値を更新し、堅調なスタートとなったものの、中国の貿易収支が悪化したことからドルが大きく売られ、104円台を割り込みました。ロンドン時間にかけて戻す場面がありましたが、20MAで抑えられて反落、東京時間の安値を更新して103.33まで下落する展開となりました。NY時間終盤にかけてはやや戻す展開となっています。
テクニカル的には、20MAは下向きでの推移となっており、短期的には下落トレンドが形成されています。現状では、ボリンジャーバンドがスクイーズしており、膠着した展開となっていますが、20MAでのレジスタンスが確認されれば、ルール1でのショートエントリーを狙いたい状況です。
本日の注目経済指標:中国CPI(10:30)、米国小売売上高(21:30)、ミシガン大学消費者態度指数(23:00)、イエレン議長発言(26:30)
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