ミリアカ・デイリーレポート

2月9日 ミリアカデイリーレポート ドル円

左:日足、右:4時間足、の概況です。

0209d4

今週は10日にイエレン議長の議会証言を控えているため、週初は小動きになる可能性もありましたが、昨日は欧米株が下落、原油価格も下落し、リスクオフムードが強まったことで、ドル円は急落しました。
年初来安値を割り込み、115円台前半まで安値を切り下げました。

<日足>
20MAが下向きへ反転し、日足レベルでも下落トレンドに再突入しました。
1月の安値を割り込み逆V字が形成されています。
バンドウォークに発展しそうな勢いで下落していることから、日足でのエントリーは10MAまでの戻りを待ちたい状況です。

<4時間足>
雇用統計発表後から昨日の東京時間にかけては、揉み合いからやや戻りを見せましたが、20MAに戻り高値を抑えられ、急反落しました。
一時115.10台まで安値を切り下げ、軟調地合いが継続しています。
4時間足レベルでもバンドウォーク形成中のため、10MA付近までの戻りを待ちたい展開となっています。

 

 

1時間足の概況です。

02091

今週のドル円は、ほぼ先週の終値付近での寄り付きとなりました。
東京時間では、+2σでのバンドウォークを形成するなど、短期的には上昇トレンドが形成されました。
先週金曜日の高値も更新したことから、一旦戻り局面に入るのか、と思われましたが、ロンドン時間以降、欧州株が急下落したことでリスクオフムード再燃し、ドル円も大きく下落する展開となりました。
テクニカル的には、20MAは下向きでの推移となっており、短期的にも下落トレンド継続中です。
NY時間の終盤では、10MAまで戻る場面がありましたが、その後反落し、ルール2での売りサインが点灯中です。
本日は、米国では重要経済指標は予定されていませんが、引き続きリスクオフムードの継続があるのかどうか見極めたい状況です。

本日の重要経済指標:予定なし

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です