9月30日 ミリアカデイリーレポート ドル円
2016年9月30日
ドル円、左:日足、右:4時間足、の概況です。
昨日のドル円は、東京時間からロンドン時間にかけては、堅調に推移しましたが、NY時間ではドイツ銀行のリスクが再燃して株式市場が反落、リスクオフとなったことでドル円も売られる展開となりました。日足は、大きな上髭を引いた陽線となっています。
<日足>
20MAは下向きでの推移となっており、下落トレンドが形成されています。昨日は、10MAを上抜けましたが。ロンドン時間の高値が20MAで抑えられ、ルール1での売りサインが示現しました。ボリンジャーバンドはスクイーズしての推移となっており、やや膠着した状態です。本日も、20MAでレジスタンスとなる場面があれば、ルール1でのショートエントリーを狙いたい状況です。
<4時間足>
20MAは上向きでの推移となっており、上昇トレンドが形成されています。昨日は、10MAを割り込む場面がありましたが、20MAまでは下げずに反発しました。再度10MA水準を上抜けています。10MAでは、反応が薄かったことから、本日は20MAでのサポートが確認されれば、ルール1でのショートエントリーを狙いたい状況です。
ドル円、1時間足の概況です。
昨日は、東京時間から強い買いが入り、バンドウォークを伴う上昇が形成されました。ロンドン時間からNY時間にかけても強い展開が継続し、101.80付近まで高値を伸ばしましたが、この水準では買いが継続せず、Wトップ気味に反落する展開となりました。NY時間後半では、ドイツ銀行リスクが再燃してリスクオフとなったことから、一時101円台を割り込んだものの、その後はやや反発して、101.15付近まで戻す展開となりました。
テクニカル的には、20MAは上向きから下向きい反転し、下落トレンドに転換しました。本日は、10MAでのレジスタンスが確認されれば、ルール2でのショートエントリーを検討したい状況です。
本日の注目経済指標:個人消費支出(21:30)、シカゴ購買部協会景気指数(22:45)、ミシガン大学消費者信頼感指数(23:00)
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