9月21日 ミリアカデイリーレポート ドル円
2016年9月21日
ドル円、左:日足、右:4時間足、の概況です。
昨日のドル円は、日銀金融政策決定会合、およびFOMCの結果待ちという状態で、小幅な値動きに留まりました。ボラティリティは低下したものの、前日の値は更新しており、やや円高基調となっています。本日は、日銀の会合、およびFOMCの結果次第で今後の動きが定まると思われるため、長期のポジションは結果発表後のエントリーとしたい処です。
<日足>
20MAは緩やかながら上向きでの推移を続けていますが、レートは20MAを下抜けており、トレンドの方向がはっきりしない状況です。ボリンジャーバンドもスクイーズ状態が続いており、2大イベントを前にエネルギーが溜まっている状況です。本日以降のエントリーは、トレンドの方向がはっきりするまで様子見したい状況です。
<4時間足>
20MAは下向きでの推移となっており、下落トレンドが形成されています。20MAでのレジスタンスが確認されればルール1での売りサインとなりますが、日銀及びFOMCの結果発表前後は、ボラティリティの拡大で上下にクロスする可能性が高く、要注意です。
昨日のドル円は、東京時間で日中の高値と安値が形成され、海外時間以降は三角持合い的に膠着した推移が継続しました。日銀の結果発表までは、こうした値動きが継続すると考えられます。
テクニカル的には、20MAは下向きでの推移となっていますが、レートは20MAを上下にクロスすることが多く、トレンドの方向は今ひとつはっきりしない状況となってきました。短期トレードも日銀の結果発表までは様子見したい状況です。日銀の結果発表後は、大きくボラティリティが拡大する可能性が高く、ルール5でのエントリーチャンスがあるかもしれません。レジスタンス候補としては、103.40-50、103.00、102.50、サポート候補としては、99.50、100.60、100.75、101.00あたりを見ておきたい処です。
本日の注目経済指標:日銀金融政策結果発表(正午前後)、黒田総裁記者会見(15:30)、FOMC結果発表(27:00)、イエレン議長会見(27:30)
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