9月20日 ミリアカデイリーレポート ドル円
2016年9月20日
ドル円、左:日足、右:4時間足、の概況です。
今週のドル円は、下側に窓を空けての寄り付きとなりました。窓はアジア時間に埋められています。東京時間は、祝日だったこともあり小幅な値動きに留まりましたが、海外時間に入ると、米国利上げ観測の遠のきから、ドルが全面的に売られる展開となり、一時金曜日の安値を更新しています。
<日足>
20MAは緩やかながら上向きでの推移を続けていますが、レートは20MAを下抜けてきました。ボリンジャーバンドはスクイーズとなっており、徐々に膠着した展開になりつつあります。明日の日銀の政策が出るまでは、こうした動きが継続する可能性も考えられます。日足レベルでのエントリーは、トレンドの方向と日銀、およびFOMCの結果が発表されるまで様子見したい状況です。
<4時間足>
20MAは下向きでの推移となっており、下落トレンドが形成されています。昨日は101円台半ばまで安値を切り下げましたが、-2σでサポートが入り、やや反発しています。本日は、10MAでのレジスタンスが確認されれば、ルール2でのショートエントリーを検討したい状況です。
ドル円、1時間足の概況です。
今週のドル円は、下側窓を空けての寄り付きとなりましが、窓はすぐに埋められました。東京時間での上昇は、金曜日の高値を超えられずに反落しました。海外時間では米国利上げ期待の遠のきから、ドルが全面的に売られる展開となり、101円台半ばまで安値を切り下げました。NY時間の後半ではややドルが買い戻され、101円台後半での推移となっています。
テクニカル的には、20MAは下向きでの推移となっており、下落トレンドが形成されています。直近の動きでは20MA付近まで戻してきており、この水準がレジスタンスとなれば、ルール2でのショートエントリーを検討したい状況です。
本日の注目経済指標:住宅着工件数、建設許可件数(21:30)
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