9月1日 ミリアカデイリーレポート ドル円
2016年9月1日
ドル円、左:日足、右:4時間足、の概況です。
昨日も引き続きドル買いの勢いは止まらず、103円台の半ばまで高値を更新しています。日足は二日続伸となりました。押し目の水準は浅く、ほぼ押し目が入らない形での上昇継続となっています。米国ADP雇用統計は、ほぼ予想通りの結果となりましたが、相場への影響は限定的に留まりました。本日以降は月初ということで、重要指標発表が予定されており、ボラティリティがさらに拡大する可能性も想定しておきたい状況です。
<日足>
20MAは上向きでの推移となっており、上昇トレンドが形成されています。一昨日に+2σまで到達しましたが、その後はバンドウォークに発展しました。本日以降、10MA付近までの押し目が入れば、ルール2でのロングエントリーを狙いたい状況ですが、10MAまでは距離がかなり開いてしまったため、短い時間足を利用したエントリーも検討したい状況です。
<4時間足>
20MAは上向きでの推移となっており、上昇トレンドが継続しています。昨日は+2σまでは到達しなかったものの、10MAまでも押さない展開となり、4時間足レベルでのエントリーサインは発生しませんでした。本日も引き続き10MAがサポートとなれば、ルール2によるロングエントリーを狙いたい状況です。
ドル円、1時間足の概況です。昨日のドル円は上昇継続となりました。100.50水準から103.50水準まで一気に上昇したため、
103.50付近ではやや上値の重い動きとなりました。昨日発表されたADP雇用統計は予想をやや上回る結果となりました、ドル円の上昇は限定的となりました。ストキャスティクスは一昨日の高値を超えられず、一旦押し目が形成される可能性も想定されます。
テクニカル的には、20MAは上向きでの推移となっており、上昇トレンドが継続しています。現在のレートは20MA付近での推移となっており、この水準がサポートとなればルール1によるロングエントリーを狙いたい状況です。また、昨日は103.50付近がレジスタンスとなりましたが、上昇が継続すればこの水準がブレイクできるかどうかにも注目です。このほか、ISM製造業景況指数の発表が予定されており、発表後にはボラティリティが拡大することが予想されます。
本日の注目経済指標:中国製造業PMI(10:00、10:45)、ISM製造業景況指数(23:00)
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