9月16日 ミリアカデイリーレポート ドル円
2016年9月16日
ドル円左:日足、右:4 時間足、の概況です。
昨⽇のドル円は、⽇経平均が軟調な展開でアジア時間では下落する展開となりました。NY 時間に発表された⼩売売上⾼は、予想を下回
り、ドル売りが加速するものの、下値での買い需要は強く、⼀時⼤きく反発しました。NY 時間終盤ではドル買いは継続せず、⽇⾜は陰線引けなっています。
<⽇⾜>
20MA は緩やかながら上向きでの推移を続けており、上昇トレンドが形成中です。10MA は下向きに転じており、トレンドの転換に注意したい展開なのは、昨⽇と同じ状況で
す。本⽇は 20MA がサポートとなれば、ルール1でのロングエントリーを検討したい状況です。
<4時間⾜>
20MA は⽔平での推移となり、トレンドの⽅向ははっきりしない状況です。髭の⻑い⾜も⽬⽴ち始めており、膠着した様⼦が伺えます。本⽇も引き続き、4 時間⾜レベルで
は、⼀旦様⼦⾒して、トレンドの⽅向を確認したい状況です。
ドル円、1 時間⾜の概況です。
昨⽇のドル円は、乱⾼下する展開となりました。東京時間では⽇経平均株価が軟調に推移したことで、ドル円も連動して下落しましたが、102 円を割れる
⽔準では買いが強く、102 円台半ばまで反発しました。ロンドン時間では反落し、NY 時間の⼩売売上⾼が発表された直後は、東京時間の安値を更新する場⾯がありましたが、再び反発し、
東京時間の⾼値を更新しました。その後 NY 時間終盤では、再度反落する展開となり、102 円ちょうど付近まで押しています。
テクニカル的には、20MA は下向きでの推移となっており、下落トレンドが形成されています。ボリンジャーバンドもエクスパンションし始めており、ボラティリティが拡⼤する可能性
があります。このまま下落下継続し、昨⽇の安値を更新してくれば、次の下値⽬途は 101.42(13 ⽇安値)、101.20(7 ⽇安値)を想定しておきたい処です。
本⽇の注⽬経済指標:⽶消費者物価指数(21:30)
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