8月9日 ミリアカデイリーレポート ドル円
2016年8月9日
ドル円、左:日足、右:4時間足、の概況です。
今週のドル円は上方に窓を空けての寄り付きとなりました。先週末の雇用統計の結果を好感したドル買いが継続しての週明けとなっています。その後も東京時間からNY時間にかけて比較的堅調な地合いが継続し、日足は2日連続の陽線となっています。
<日足>
20MAは下向きでの推移となり、下落トレンドが形成されています。昨日の戻りで10MAまで到達し、現状ではこの水準がレジスタンスとなり、ルール2での売りサインが点灯しています。本日も、引き続き10MAがレジスタンスとなれば、ルール2でのショートエントリーを狙いたい状況です。
<4時間足>
20MAは上向きでの推移に転じ、上昇トレンドが形成されています。昨日は+2σの情報で寄り付き、そのままバンドウォークを伴う強い上昇となりました。NY時間後半にかけてやや押される展開となっています。本日は、10MAがサポートとなる場面があれば、ルール2でのロングエントリーを検討したい状況です。
ドル円、1時間足の概況です。
昨日は、上方に窓を空けての寄り付きとなりました。東京時間の前半ではやや押される展開となりましたが、窓は閉じられずに反発し、その後もロンドン時間いっぱいは堅調な展開が継続しました。NY時間終盤にかけてはやや押される展開となり、20MAを割り込んでの推移となっています。ボリンジャーバンドもスクイーズしてきており、ボラティリティが低下傾向となっています。
テクニカル的には、東京時間では20MAは上向きで推移していていますが、レートは20MAを割り込み、上昇トレンドは一服中です。この後の時間帯で、再度20MAを上抜けてくるか、または短期的に下落トレンドに転じるのかに注目です。本日の短期エントリーは、トレンドの方向がはっきりするまで様子見したい状況です。
本日の注目経済指標:発表予定なし
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