8月5日 ミリアカデイリーレポート ドル円
2016年8月5日
ドル円、左:日足、右:4時間足、の概況です。
4日のドル円は、小幅な値動きに留まりました。雇用統計を前にして売買が手控えられている印象がありますが、比較的底堅く推移しています。BOEの政策でポンドが急落した影響は、ほとんど受けませんでした。
<日足>
20MAは下向きでの推移となり、下落トレンドが形成中となっていまが、20MAの傾きはごくわずかです。ボリンジャーバンドもスクイーズしてきており、ボラティリティが低下しつつある状況です。この後の展開で、10MAがレジスタンスとなれば、ルール2でのショートエントリーを狙いたい状況です。
<4時間足>
20MAは下向きでの推移となっており、下落トレンドが形成されています。昨日は20MAがレジスタンスとなり、下落基調が継続しました。ただ、ボリンジャーバンドはスクイーズしており、ボラティリティが低下傾向です。この後の時間帯では、20MAがレジスタンスとなれば、ルール2でのショートエントリーを狙いたい状況です。
ドル円、1時間足の概況です。
昨日の海外時間では、BOEの利下げと緩和政策の拡大でポンドドルが下落しましたが、ドル円に対する影響は限定的にとどまりました。その後は、やや軟調に推移したものの、101円ちょうど付近がサポートとなり、NY時間大引けにかけては101円台前半でもみ合う展開が継続しました。
テクニカル的には、20MAは横向きでの推移となっており、トレンドの方向がはっきりしない状況です。本日は、雇用統計の発表を控えており、発表前までは膠着した値動きが継続する可能性があります。この後のドル円に関しては、ボラティリティの拡大と、トレンドの方向がはっきりするのを待ちたい状態です。
注目経済指標:非農業部門雇用者数(21:30)
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