8月25日 ミリアカデイリーレポート ドル円
2016年8月25日
ドル円、左:日足、右:4時間足、の概況です。
昨日のドル円は、前日に引き続き100円台前半で小幅な推移に留まりました。ジャクソンホールでのイエレン議長の発言待ちという観測報道も出ており、明日のロンドン時間まで膠着した展開が継続する可能性があります。ただ、昨日は、安値が100.10と、100円ちょうどには届いておらず、下値は底堅い展開となりました。
<日足>
20MAは下向きでの推移となり、下落トレンドが形成されています。ボリンジャーバンドのスクイーズは継続しており、引き続きボラティリティは低下傾向です。昨日は10MAがレジスタンスとなっており、チャート的にはルール2による売りサインが点灯しています。リスクをタイトにしてショートエントリーを狙える状況となっています。
<4時間足>
20MAは緩やかに上向きに転じ、上昇トレンドが形成されています。ボリンジャーバンドも上昇に転じつつある展開となっており、20MAでのサポートが確認されれば、ルール1によるロングエントリーを狙いたい状況です。
ドル円、1時間足の概況です。
昨日のドル円は、東京時間からロンドン時間にかけては100.40付近がレジスタンスとなりつつも100円台前半を維持しての小幅揉み合いとなりました。ロンドンFIXにかけてはドルが買われる展開となり、一時100.50を上抜ける場面がありましたが、その後は買いが継続せず、100.40付近での揉み合いとなっています。
テクニカル的には、20MAはゆるやかながら上向きに転じて来ており、短期的には上昇トレンドに転じています。昨日は20MAを割り込む時間帯が数時間継続しましたが、下落トレンドには転じることなく、上昇トレンドに回帰しています。現在のレートは10MAを割り込んでいますが、この後の時間帯では20MAがサポートとなればルール1によるロングエントリーを狙いたい状況です。
本日の注目経済指標:耐久財受注・新規失業保険申請件数(21:30)
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