8月24日 ミリアカデイリーレポート ドル円
2016年8月24日
ドル円、左:日足、右:4時間足、の概況です。
昨日のドル円は、小幅な推移に留まりました。ドル買い円買いともに材料難となっており、方向感を失っている時間帯となっています。今週末は、ジャクソンホールでのイエレン議長の講演が予定されており、それまでは膠着した展開が継続する可能性も考えられます。
<日足>
20MAは下向きでの推移となり、下落トレンドが形成されています。ボリンジャーバンドは急速にスクイーズしており、ボラティリティの低下が顕著となっています。本日も引き続き10MAがレジスタンスとなれば、ルール2でのショートエントリーを狙いたい状況ですが、ボラティリティの拡大を待つのも一つの選択肢です。
<4時間足>
20MAは横向きでの推移が継続しており、トレンドの方向がはっきりしない状況が続いています。昨日同様、ボリンジャーバンドも上下のバンドが並行状態となっており、レンジ相場の様相です。4時間足レベルでのエントリーは、引き続きトレンドの方向がはっきりするのを待ちたい状況です。
ドル円、1時間足の概況です。
昨日のドル円は、100円台前半での小幅な揉み合いに終始しました。100円ちょうど付近の安値圏ではしっかり買い支えられるものの、上値を買う投資家が居ないため、100.40付近で頭打ちとなる展開が続いています。先週の連銀総裁から出た9月利上げ観測の発言も、高値をブレイクするほどの影響力が無く、方向感の定まらない展開が続いています。
テクニカル的には、20MAは横向きでの推移となっており、短期的にもトレンドの方向感がはっきりしない状態です。本日は、シドニー時間に+2σ付近まで到達しており、ボリンジャーバンドがエクスパンションしてくるかどうかに注目です。1時間足レベルでのエントリーも、トレンドの方向がはっきりしてくるまでは様子見です。
本日の注目経済指標:中古住宅販売件数(23:00)
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