8月10日 ミリアカデイリーレポート ドル円
2016年8月10日
ドル円、左:日足、右:4時間足、の概況です。
昨日のドル円は、東京時間では102.50~60付近で上値の重さが意識され、前日の高値を更新する買いは入りませんでした。海外時間に入ると、徐々に円高ドル安の流れが強まり、101円台後半でNY時間を引けています。また、本日の東京時間では、昨日の海外時間の流れを引き継ぎ、円高ドル安の展開となっています。
<日足>
20MAは下向きでの推移となり、下落トレンドが形成されています。昨日、一昨日と10MAがレジスタンスとなり、ルール2での売りサインが点灯しています。本日も、引き続き10MAがレジスタンスとなれば、ルール2でのショートエントリーを狙いたい状況です。
<4時間足>
20MAは上向きから横向きでの推移に転じ、レートは20MAを割り込んだことで、ルール3での売りサインが点灯しています。ボリンジャーバンドはスクイーズ気味の推移となり、ややボラティリティは低下基調です。本日は、20MAが下向きに転じ、かつ20MAがレジスタンスとなれば、ルール1でのショートエントリーを狙いたい状況です。
昨日は、東京時間では102円台半ばで、比較的底堅い推移で展開しました。ロンドン時間以降は、軟調な展開に転じ、NY時間にかけて102円台を割り込みました。NY時間終盤は101円台後半での揉み合いとなりましたが、本日の東京時間に入ると、円買いドル売りの流れが再開し、101円台前半まで下落する展開となっています。
テクニカル的には、東京時間では20MAは下向きでの推移となっており、下落トレンドが形成されています。昨日のロンドン時間ではバンドウォークを伴う下落が発生しました。その後、下落の勢いは弱まりましたが、本日の東京時間では再度-2σを突破してきており、バンドウォークを伴う下落が再開するかどうかに注目です。本日は、10MAがレジスタンスとなる場面があれば、ルール2でのショートエントリーを狙いたい状況です。
本日の注目経済指標:発表予定なし
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