8月26日 ミリアカデイリーレポート ドル円
2016年8月26日
ドル円、左:日足、右:4時間足、の概況です。
昨日のドル円は、前日に引き続き100円台前半から半ばで小幅な推移する展開となりました。引き続き、ジャクソンホールでのイエレン議長の発言待ちという状況が継続している様相です。ドル円のレンジは、下値が101.10付近に切り上がり、上値は引き続き100.60付近が重い展開です。ただ本日のイエレン議長の発言後には動きが出る、という保証はなく、来週の雇用統計の結果待ちを理由に膠着した展開が継続する可能性も想定されます。
<日足>
20MAは下向きでの推移となり、下落トレンドが形成されています。ボリンジャーバンドのスクイーズは一服しており、レンジ相場に入る可能性も出てきました。現在のレートは10MAを上抜けて推移しており、この後の展開としては20MA付近まで戻す可能性を想定しておきたい処です。20MAがレジスタンスとなればルール1でのショートエントリーを検討したい状況です。
<4時間足>
20MAは緩やかに上向きに転じ、上昇トレンドが形成されていますが、ボリンジャーバンドはエクスパンションせず、ボラティリティがあがらない状態です。10MAでのサポートが確認されれば、ルール2での買いサインが点灯しますが、同時にボラティリティの拡大も確認したい展開です。
ドル円、1時間足の概況です。
昨日のドル円は、終日100円台半ばを挟んだ小幅な揉み合いとなりました。下値は徐々に切り上がり、昨日は100.25を割らずに推移したものの、上値は買われず100.60付近がレジスタンスとして機能しています。本日は、イエレン議長の講演が予定されており、発表後に上下どちらかがブレイクしてくるかどうかに注目です。
テクニカル的には、20MAはゆるやかながら上向きの状態が続いており、短期的には上昇トレンドが継続しています。ボリンジャーバンドは上向きでの推移にはなっていますが、上下のバンド幅は引き続き狭い状態が続いています。この後の時間帯でも引き続きは20MAがサポートとなればルール1によるロングエントリーを狙いたい状況ですが、ボラティリティの低下した状態が続いているため、値幅が期待できない状態が続いています。
本日の注目経済指標:第Ⅱ四半期GDP改定値(21:30)、イエレン議長講演(23:00)
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