7月12日 ミリアカデイリーレポート ドル円
2016年7月12日
ドル円、左:日足、右:4時間足の概況です。
今週のドル円は、上方に窓明けしての寄り付きとなりました。参議院選で自民党が圧勝したことや、安倍首相が経済対策の方針を示したことで、日銀の追加緩和期待が高まり、円は全面安の展開となりました。
<日足>
20MAは下向きでの推移となり、下落トレンドが発生しています。昨日は、今月初の陽線となり、また大陽線が示現したことで、一気に10MAを上抜けしました。20MAまでかなり接近しており、本日はこの水準がレジスタンスとなれば、【ミリアカルール1】でのショートエントリーを検討したい状況です。
<4時間足>
20MAは上向きの推移となり、上昇トレンドが形成されています。昨日は東京時間からNY時間中盤まで円安ドル高基調は継続し、4時間足ではバンドウォークを伴う強い上昇が続いています。本日は、押し目が10MAでサポートされれば、【ミリアカルール2】でのロングエントリーを検討したい状況です。上昇が継続した場合、7月1日高値103.33付近を抜けられるかどうかにも注目です。
ドル円、1時間足の概況です。
今週のドル円は、上側に窓を空けて寄り付きました。参議院選で自民党圧勝した結果を受けての寄り付きで、その後窓は閉じられていません。また、東京時間では安倍首相が経済対策の実施方針を示したことから、日銀の追加緩和期待が高まり、円が全面安する展開が終日続きました。 テクニカル的には、20MAは上向きでの推移となり、短期的にも上昇トレンドが形成されています。昨日は、東京時間後場以降、1時間足レベルでは押し目を形成せず、エントリーサインが点灯しませんでした。NY時間の大引けまで堅調地合いが継続しましたが、その後はやや押され、シドニー時間には10MAを割り込んでいます。本日は、20MAがサポートとなれば、【ミリアカルール1】でのロングエントリーを検討したい状況です。
本日の注目経済指標:発表予定なし
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