7月27日 ミリアカデイリーレポート ドル円
2016年7月27日
ドル円、左:日足、右:4時間足、の概況です。
昨日の東京時間では、ドル円が大きく下落し、一時104円ちょうど付近を付ける場面がありました。日本政府の経済対策が3兆円規模に留まるとの見通しから、失望のドル売り円買いとなっている様相です。NY時間では、やや値を戻し105円ちょうど付近まで戻る場面がありましたが、日足は大幅陰線となっています。
<日足>
20MAは上向きでの推移となり、上昇トレンドが継続しています。昨日の調整で20MAまでの押しが入り、その水準から反発したことでルール1での買いサインが点灯中です。本日も引き続き20MAでのサポートが確認されれば、ルール2でのロングエントリーを検討したい状況です。
<4時間足>
20MAは下向きでの推移に転じ、下落トレンドへと転換しています。昨日は、-2σを突破し、バンドウォークを伴う下落に発展しました。NY時間にはやや戻しが入り、10MAに迫る場面がありましたが、その水準までは届かずに反落しています。本日も10MAがレジスタンスとなる場面があれば、ルール2でのショートエントリーを検討したい状況です。
ドル円、1時間足の概況です。
昨日の東京時間では、日本政府の経済対策見通しに失望した形でドル円は下落となりました。東京時間の1時間足はすべて陰線となっています。ロンドン時間でも下落基調が継続し、104円ちょうどを付ける場面がありましたが、その後は反発する展開となり、NY時間では105円付近まで戻す場面がありました。その後はやや押されて104円台半ばでの推移となっています。
テクニカル的には、東京時間からロンドン時間では20MAは下向きで推移していましたが、NY時間に入ると横向きまで持ち直し、短期的にはトレンドの方向がはっきりしない状況です。本日は、短期的にはトレンドの方向がはっきりするまで様子見したい状況です。
本日の注目経済指標:耐久財受注(21:30)、FOMC結果発表(27:00)
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