6月6日 ミリアカデイリーレポート ドル円
2016年6月6日
ドル円、左:週足、右:日足の概況です。
先週のドル円は、火曜日以降4日連続陰線となり、週足は大幅な陰線となっています。直近3週間分の上昇幅を1週間で全戻ししており、下落の勢いが非常に強い状況です。特に雇用統計の結果は予想以上に悪く、金曜日は大幅続落となりました。
<週足>
20MAは下向きで推移しており、下落トレンドが継続中です。先週は大陰線が示現しており、10MAを下抜けました。直近安値も間近に迫っており、下落の勢いが優勢です。今週以降、10MA付近までの戻りがあれば、ショートエントリーを検討したい状況です。
<日足>
20MAは横向きでの推移となり、トレンドの方向は不明確ですが、先週金曜日は大幅下落となり、-2σも下抜けました。この後バンドウォークを伴う下落につながるかどうかに注目です。今週は、トレンドの方向が下向きになる可能性が高く、10MA付近までの戻りがあれば、【ミリアカルール2】でのショートエントリーを検討したい状況です。本日は、イエレン議長の発言内容にも注目です。
<4時間足>
20MAは下向きでの推移となっており、下落トレンドが形成されています。金曜日の雇用統計以降は下落の圧力が強まり、-2σを下抜けたままの推移で週を引けました。-1σまでの戻りを待ってショートエントリーを考えたいところですが、-1σまではかなり距離があるため、雇用統計後に発生した下落の継続が続くようであれば、短い時間足でのサインを足掛かりにしてショートを狙いたい状況です。
<1時間足>
20MAは下向きでの推移となっており、短期的にも下落トレンドが形成されています。雇用統計発表後は-2σを下抜け、バンドウォークを伴う下落が発生しました。レートも107円を割り込み、一時106.50付近まで下落幅を拡大しました。本日は、-1σでのレジスタンスが確認されれば、【ミリアカルール2】でのショートエントリーを検討したい状況です。
本日の注目経済指標:イエレン議長発言(25:30)
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