6月3日 ミリアカデイリーレポート ドル円
2016年6月3日
左:日足、右:4時間足の概況です。
昨日は、東京市場では日経平均株価が軟調に推移し、その流れに連動する形でドル円も続落しています。海外時間でも、ドル売り円買いの流れが継続して、一時108.50付近まで安値を更新しました。NY時間引けにかけては、やや値を戻し、108円台後半での推移となっています。
<日足>
20MAは上向きから横向きに押し返され、上昇トレンドは一服しています。昨日は20MAを下抜ける動きが確認され、【ミリアカルール3】での売りサインが点灯しました。ボリンジャーバンドはスクイーズしており、膠着感を示していますが、直近3日で約3円下落しており、下落に勢いが出ています。本日は、20MAがレジスタンスとなる場面があればショートエントリーを狙いたい状況です。
<4時間足>
20MAは下向きでの推移が継続しており、下落トレンドが続いています。昨日も東京時間では-2σでのバンドウォークが継続し、戻りが入る場面がありませんでした。NY時間では一旦バンドウォークが終了し、戻しを入れる場面となっており、10MA付近がレジスタンスとなれば、【ミリアカルール2】でのショートエントリーを検討したい状況です。
ドル円、1時間足の概況です。昨日の東京時間では日経平均株価が軟調に推移し、ドル円も連れ安して前日の安値を更新しました。その後ロンドン時間にかけて戻りが入り、20MAがレジスタンスとなって反落しました。米国のADP雇用統計はほぼ予想通りとなったものの、ドル売りは継続して東京時間の安値を下抜けしました。ロンドンFIX以降はやや買い戻しが入る展開となり、108円台後半での推移でNY時間を引けています。
テクニカル的には、20MAは下向きで推移しており、短期的にも下落トレンドが形成されています。直近のレートは20MAに沿うように推移しており、この水準がレジスタンスとなれば、【ミリアカルール1】でのショートエントリーを検討したい状況です。本日は雇用統計の発表が予定されていますが、注目度は普段の月よりも高めであるため、発表後の動きには注目です。
本日の注目経済指標:米国雇用統計(21:30)、ISM非製造業景況指数(23:00)
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