5月24日 ミリアカデイリーレポート ドル円
2016年5月24日
左:日足、右:4時間足の概況です。
今週のドル円は、先週の終値付近での寄り付きとなりました。東京時間では、日経平均株価がさえない展開となったことで、ドル円も軟調に推移しました。海外時間でも円高ドル安の展開は継続し、一時110円を割り込んでの推移となっています。
<日足>
20MAは水平から下向きに転じています。レートは20MA上に位置しており、トレンドの方向感がはっきりしなくなっています。ボリンジャーバンドもスクイーズする展開となり、膠着した状態となっています。引き続き、日足レベルでのエントリーは、トレンドの方向がはっきりするのを待ちたい状況です。
<4時間足>
20MAは上向きから下向きに転じ、トレンドの方向が下向きに転じています。昨日は、下落幅が-2σまで到達し、バンドウォークに発展する可能性があります。ボリンジャーバンドもエクスパンションしており、下落に勢いがあります。本日は、10MAがレジスタンスされる展開となれば、【ミリアカルール2】でのショートエントリーを検討したい状況です。
1時間足の概況です。
今週のドル円は、先週の終値付近での寄り付きとなりました。東京時間では、日経平均株価が軟調に推移したことで、ドル円も連動する動きとなり、円高ドル安が進行しました。海外時間でも、安値を切り下げる展開は継続し、NY時間後半では109.10付近まで下落幅が拡大し、109円台が維持できるかどうかの水準まで押されています。
テクニカル的には、20MAは上向きから下向きに押し戻され、短期的にも下落トレンドに転じています。昨日は、戻り高値が10MA付近でレジスタンスされる場面が何度か確認されており、【ミリアカルール2】での売りサインが示現しました。直近の動きでは、10MAを上抜けており、やや下落の勢いが弱まっています。ボリンジャーバンドもスクイーズ気味に展開しており、膠着感も出ています。この後の時間帯では、20MAがレジスタンスとなることが確認されれば、【ミリアカルール1】でのショートエントリーを検討したい状況です。
本日の注目経済指標:新築住宅販売件数(23:00)
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