ミリアカ・デイリーレポート

5月17日 ミリアカデイリーレポート ドル円

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左:日足、右:4時間足の概況です。

今週のドル円は、ほぼ先週の終値付近での寄り付きとなりました。日米とも株価は堅調に推移し、原油価格も大幅上昇となったことでリスク選好の地合いとなり、ドル円も日足陽線となっています。

 

<日足>

20MAは水平での推移となっており、トレンドの方向ははっきりしない状況です。先週の金曜日は、20MAを割り込んでの推移となりましたが、昨日は20MAを回復してきました。日足レベルでのエントリーは、引き続きトレンドの方向がはっきりするまで様子見したい状況です。

 

<4時間足>

20MAは水平から上向きに転じつつあり、徐々に上昇トレンドに向かいつつある状況です。ボリンジャーバンドはまだスクイーズしたままですが、この後エクスパンションしてくるかどうかに注目です。はっきり上昇の形となれば、10MAまでの押し目を確認しつつ、ルール1でのロングエントリーを検討したい状況です。ここ数日の上値抵抗となっている109.50台を突破できるかどうかも併せて注目したいポイントです。

 

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1時間足の概況です。

今週のドル円は、窓がほとんど開かない状態での寄り付きとなりました。寄り付き直後はやや軟調に推移し、金曜の安値を下回りましたが、その直後から反発する展開となり、NY時間まで緩やかながら堅調に推移しました。日米の株価が堅調に推移した展開に連動し、昨日発表されたNY連銀製造業景況指数の結果に対する反応は限定的となりました。テクニカル的には、20MAは上向きで推移しており、短期的には上昇トレンドが形成されています。昨日は東京時間とロンドン時間には20MA付近がサポートとなる場面も確認されていますが、反応せずに抜けていく場面もみられ、エントリータイミングの取り方が難解な展開となりました。現状では10MAがサポートとなり、ルール2での買いサインが点灯しています。

 

本日の注目経済指標:米国消費者物価指数、建設許可件数(21:30)、設備稼働率、鉱工業生産指数(22:15)

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