ミリアカ・デイリーレポート

2月3日 ミリアカデイリーレポート ドル円

左:日足、右:4時間足、の概況です。

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昨日は、原油価格の下落や、世界的に株価が下落した流れを受け、リスクオフムードが再燃し、ドル円も大きく下落しました。
120円台の心理的な節目を割り込んで、119円台後半での推移となっています。
昨日は押し目待ちの状況でしたが、一変して押し目から下落に転じた可能性も考えられます。
特に、日銀のマイナス金利導入による円安株高効果の持続性に不安がある点について昨日指摘しましたが、119円を割れて来ると、その不安が現実に変わるのでは、と推測されます。

<日足>
10MA、20MAとも上向きでの推移となっており、上昇トレンドの状況には変わりがありません。
ただ、原油価格の下落に連動する形で大きく値を下げており、10MA、20MAまでの下落があった場合、外部要因や市場のセンチメントをしっかり見極めたいところです。

<4時間足>
20MAは上向きで上昇トレンドが継続しています。
昨日の押し目では、20MAまで到達後の反発が4時間足1本で終了しました。
その後、レートは20MAを大きく割り込んでいます。
4時間足レベルでも下落トレンドに転じる可能性があり、外部要因も含めて様子を見たい展開です。

 

 

1時間足の概況です。

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ドル円、1時間足の概況です。現状の1時間足レベルでのトレンドは下落方向です。
昨日は、10MAがレジスタンスとなっており、【ミリアカルール2】での売りサインが発生していましたが、その後は20MAでのレジスタンスにより下落トレンドが継続しました。
現状でも昨日のルールは継続していますが、新規のエントリーであれば、10MA、または20MAまでの戻りを待ちたい状況です。
株価下落や、原油価格の下落で、市場の雰囲気はリスクオフに傾いており、本日もその流れが継続するかどうかに注目です。

本日の注目経済指標:サービス業PMI(中国_10:45)、ADP雇用統計(22:15)、ISM非製造業景況指数(24:00)

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