12月21日 ミリアカデイリーレポート ドル円
2016年12月21日
ドル円、左:日足、右:4時間足、の概況です。
昨日は、日銀の金融政策が据え置かれたものの、ドル円は上昇で反応しました。日足では3日ぶりの陽線となり、前日の高値も更新しています。ドル買いの流れは海外時間でも継続したものの、118.20付近がレジスタンストなり、NY時間後半には118円台を割り込みました。
<日足>
20MAは上向きでの推移を維持しており、上昇トレンドが形成されています。昨日は、10MAに届かない水準から反発となりました。ただ、上髭が示現しており、やや上値の重い展開となりました。本日以降も引き続き、10MAでのサポートが確認されれば、ルール2でのロングエントリーを狙いたい状況です。
<4時間足>
20MAは上向きから水平まで押し返され、上昇トレンドは足踏み状態です。レートは20MAでサポートされ、なんとか上昇の形は維持している状態です。ボリンジャーバンドも上下のバンドが並行状態となり、レンジ相場の様子となりました。昨日の海外時間は、クリスマス前ということもあってか、ボラティリティが低下気味に推移しています。本日は、4時間足レベルでのエントリーは、トレンドの方向がはっきりするのを待ちたい状況です。
ドル円、1時間足の概況です。
昨日のドル円は、日銀の政策が据え置きだったにもかかわらず、ドル買いが優勢となり、東京時間では上昇する展開が続きました。118円台に入ると、やや上値の重い展開となり、118.20付近がレジスタンスとして機能しています。クリスマス休暇を控えて市場参加者が少なくなった海外時間以降は、値動きが膠着し、ボラティリティも低下気味に推移しました。今週いっぱいは、海外時間の市場参加者は少なくなることが予想され、昨日同様の展開となる可能性があります。
テクニカル的には、20MAは上向きでの推移となっており、短期的には上昇トレンドが形成されています。昨日のNY時間後半では20MAに貼りつくような値動きとなっています。ボリンジャーバンドは急速にスクイーズしており、ボラティリティの急低下が顕著となっています。本日は、引き続き20MAサポートが確認されれば、ルール1でのロングエントリーを検討したい状況です。
本日の注目経済指標:中古住宅販売件数(24:00)
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