12月15日 ミリアカデイリーレポート ドル円
2016年12月15日
ドル円、左:日足、右:4時間足、の概況です。
昨日のドル円は、NY時間のFOMC発表までは115円を挟んだ水準で小幅にもみ合う展開となりました。FOMCの結果発表後、急速にドル買いの勢いが強まりました。4時間足では長大陽線が示現し、117円台半ばまで上伸する場面がありました。
<日足>
20MAは上向きでの推移を維持しており、上昇トレンドが形成されています。昨日は大幅上昇となり、日足レベルでは今月に入って初の+2σ超えとなりました。バンドウォークを伴う上昇に繋がる可能性も想定される展開です。本日以降も引き続き、10MAでのサポートがあればルール2でのロングエントリーを狙いたい状況です。
<4時間足>
20MAは上向きでの推移に戻り、上昇トレンドに回帰しました。ボリンジャーバンドも急速にエクスパンションとなり、ボラティリティが一気に拡大しています。レートは+2σを上抜けており、バンドウォークに発展するかどうかに注目です。本日は、10MAがサポートとなる場面があれば、ルール2でのロングエントリーを狙いたい状況です。
ドル円、1時間足の概況です。
昨日のドル円は、東京時間からNY時間前半までは115円を挟んだ水準で小幅にもみ合う展開となりました。FOMCの結果発表後は、利上げと、2017年の利上げペースが年3回と伝えられたことで、急速にドル買いの勢いが強まりました。結果発表後は116円台半ばまで高値を更新し、イエレン議長の会見後には117円台半ばまで上伸する場面がありました。
テクニカル的には、20MAは急速に上向きに転じ、短期的にも上昇トレンドに回帰しました。レートは+2σをはるかに上抜けており、やや買われ過ぎ感も出ている状況です。一旦押されるか、横ばいになる展開も想定される状況です。短期的には高値掴みになる可能性も出ている水準であるため、しっかり押し目を狙いたい状況です。本日は20MAがサポートとなれば、ルール2でのロングエントリーを狙いたい状況です。
本日の注目経済指標:ニューヨーク連銀製造業景況指数、消費者物価指数、新規失業保険申請件数(22:30)
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