12月13日 ミリアカデイリーレポート ドル円
2016年12月13日
ドル円、左:日足、右:4時間足、の概況です。
昨日のドル円は、上方に窓を開けて寄り付きました。東京時間で窓は埋められ、その後反発して116円台を回復する場面がありました。116円台では売りが優勢となり反落し、その後も調整モードとなり、NY時間終盤には115円も割り込んでいます。
<日足>
20MAは上向きでの推移を維持しており、上昇トレンドが形成されています。昨日は新高値を更新したものの、日足は陰線で引けており、調整基調が強まりました。ストキャスティクスはダイバージェンスを示現しており、押し目形成の可能性が示唆されています。本日は、10MAでのサポートが確認されれば、ルール2でのロングエントリーを狙いたい状況です。
<4時間足>
20MAは上向きでの推移となっており、上昇トレンドが形成されています。昨日は上方乖離で寄り付いた後は、バンドウォークを伴う上昇が継続し、116円台に乗せる場面がありました。その後は調整モードに入り、10MAでも下落は止まらずに推移しています。FOMCを前に、確定売りに押されているという観測も出ています。本日は20MAでのサポートが確認されればルール1でのロングエントリーを狙いたい状況です。
ドル円、1時間足の概況です。
今週のドル円は上方に窓を開けての寄り付きとなりました。東京時間で窓は埋まり、その後も調整が入りましたが、20MAがサポートとなり、反発しました。ロンドン時間には反発後の高値が116円台に乗せましたが、その後は反落して調整基調が強まっています。NY時間でも下落は継続し、20MAを割り込んでの推移となっています。NY時間の終盤では115円を割り込んでの推移となっています。
テクニカル的には、東京時間では上向きで推移しいていた20MAは、ロンドン時間以降は下向きに転じ、短期的にも下落トレンドが形成されています。NY時間前半にかけてバンドウォークを伴う下落に発展し、NY時間終盤までその流れが続いています。ボリンジャーバンドもエクスパンションしており、ボラティリティは拡大基調となっています。本日は10MAがレジスタンスとなれば、ルール2でのショートエントリーを狙いたい状況です。
本日の注目経済指標:ミシガン大学消費者信頼感指数(24:00)
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