11月21日 ミリアカデイリーレポート ドル円
2016年11月21日
ドル円、左:週足、右:日足、の概況です。
先週は、イエレン議長が議会証言で早期の利上げを示唆する発言をしたことで、ドル買いの勢いが強まりました。前週に引き続いて、トランプ次期大統領のリフレ政策に期待するドル買いも継続し、週足は2週連続で大陽線となりました。
<週足>
20MAは下向きから上向きに転じ、上昇トレンドが形成されています。+2σも突破しており、バンドウォークを伴う上昇に発展しています。水準は110円台を回復していますが、+2σを大きく上抜けており、やや過熱感も出ている印象です。今週以降、10MAでのサポートが確認されれば、ルール2でのロングエントリーを狙いたい状況です。
<日足>
20MAは上向きでの推移が継続しており、上昇トレンドが形成されています。トランプ次期大統領が当選した翌日から8営業日連続でバンドウォークが継続しています。この間、ほぼ調整なく上昇が継続しましたが、過熱感も強まっていることから、急激な大幅調整には警戒しておきたい状況です。今週も引き続き10MAでのサポートが確認されれば、ルール2でのロングエントリーを狙いたい状況です。
<4時間足>
20MAは上向きでの推移が続いており、上昇トレンドが継続しています。先週金曜日は、10MAでのサポートが確認され、ルール2での買いサインが点灯しています。また、先週は4時間足レベルで10MA、20MAともに上向きの状態が継続しており、かなり強い上昇トレンドが形成されています。本日は、10MAでのサポートが確認されれば、ルール2でのロングエントリーを狙いたい状況です。
<1時間足>
20MAは上向きでの推移となっており、短期的にも上昇トレンドが形成されています。金曜日は、ロンドン時間にやや大きめの調整が入り、-2σまでの下落となりました。その後はV字反発したものの、110.90付近の高値は越えられずに高値圏での揉み合いで週を引けました。今週は、Wトップ形成から調整に入るのか、111円台を回復するのかに注目です。本日も、10MAでのサポートが確認されれば、ルール2でのロングエントリーを狙いたい状況です。
本日の注目経済指標:発表予定なし
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