10月21日 ミリアカデイリーレポート ドル円
2016年10月21日
ドル円、左:日足、右:4時間足、の概況です。
昨日のドル円は、東京時間から比較的堅調な展開となり、日足は反発して陽線引けとなっています。NY時間では、ECBによるテーパリングは見送られたことで、ユーロドルでドルが上昇し、対円でも連れ高した展開です。104円台がレジスタンストなっており、週末の本日、104円台に乗せての引けとなるかどうかに注目です。
<日足>
20MAは上向きでの推移となっており、上昇トレンドが形成されています。10MAを割り込んで推移していましたが、昨日の反発で10MA水準を回復しています。104円台は、何度も高値となった水準で、戻り売りとの攻防が激しいゾーンとなりますが、この水準を突破できるかどうかが長期的上昇に繋がるかどうかのポイントとなりそうです。
<4時間足>
20MAは下向きから横向きまで回復し、レートも20MAを突破してきたことで、ルール3での買いサインが点灯しています。本日は、20MAでのサポートが確認されれば、ルール1でのロングエントリーを狙いたい状況です。
昨日ドル円は、ゴトー日需要による輸入筋のドル買いで、東京時間序盤は堅調な展開となりました。その後やや緩んだものの、ロンドン時間終盤でECBのテーパリングが見送られたことからドル買いが強まり、一時104円台を回復しました。104円台が近づくと、買いが継続せず、NY時間後半は103.90台でもみ合う展開となりました。
テクニカル的には、20MAは上向きでの推移となっており、短期的には上昇トレンドが継続しています。昨日は、10MA、20MA共にサポートとなる場面があり、買いサインが複数回示現しています。ただ、上昇は+2σに到達した後はバンドウォークに発展せず、押し目を付けながらの上昇となっています。本日は、10MAでのサポートが確認されれば、ルール2でのロングエントリーを狙いたい状況です。
本日の注目経済指標:発表予定なし
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