ミリアカ・デイリーレポート

10月20日 ミリアカデイリーレポート ドル円

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ドル円、左:日足、右:4時間足、の概況です。

昨日のドル円は、米国の利上げ期待からのドル買いは一服し、3日続落となりました。104.60付近のレジスタンスに当たって以降は、やや軟調な推移となっていましたが、昨日はロンドン時間に共同通信による次回日銀の緩和なしとの報道が伝わると、ドル売りが加速する展開となりました。NY時間では、米国住宅着工件数が予想を下回り、ドル軟調な展開が継続しています。

<日足>

20MAは上向きでの推移となっており、上昇トレンドが形成されています。昨日は、10MAを割り込み、ボリンジャーバンドもスクイーズする展開となっていることから、深めの押し目を付けに行く展開となっています。本日は20MAでのサポートが確認されれば、ルール1でのロングエントリーを検討したい状況です。

<4時間足>

20MAは下向きでの推移となり、下落トレンドが形成されています。昨日は、-2σレベルまで到達しており、このあとバンドウォークを伴う下落に発展するかどうかに注目です。本日は、10MAでのレジスタンスが確認されれば、ルール2でのショートエントリーを検討したい状況です。

 

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ドル円、1時間足の概況です。

昨日ドル円は、東京時間から売られる展開となり、103.16付近まで下落する場面がありました。米国の利上げ期待によるドル買いは一服し、日銀の追加緩和が見送りになる報道や、米国住宅着工件数が予想を下回ったことからドルが売られる展開となりました。10月11日の安値と同水準でサポートされ、一旦戻す場面がありましたが、103.50は上値として意識されている様子です。
テクニカル的には、20MAは下向きでの推移となっており、短期的にも下落トレンドが形成されています。昨日は、NY時間後半の戻りが20MAでレジスタンスとなり、ルール1での売りサインが点灯しています。本日は、10MAを割り込み、下落トレンドが継続する展開となれば、10MAでの戻りを待って、ルール2でのショートエントリーを狙いたい状況です。

本日の注目経済指標:フィラデルフィア連銀製造業景況指数(21:30)、中古住宅販売件数(23:00)

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