10月17日 ミリアカデイリーレポート ドル円
2016年10月17日
ドル円、左:週足、右:日足、の概況です。先週は、米国の早期利上げ期待が継続したことや、米国の小売売上高が予想を上回ったことで、ドル買いが継続し、週足では3週連続での陽線となっています。9月の高値も上抜ける場面があり、上昇基調の継続に期待ができる状況となっています。NYダウがやや崩れつつある点に注意しつつ、今週も上昇基調の継続があれば付いていきたい状況です。
<週足>
20MAは下向きで推移しており、下落トレンドが継続中です。先々週は上髭示現で20MA下側での終値となりましたが、今週は実体部分が20MAを上抜けてきており、トレンドが転換する可能性が出ています。週足レベルでは、トレンドが転換しておらず買いサインが出るのは、まだ先になりそうな状況ですが、短い時間足でのサインは積極的に利用したい状況です。
<日足>
20MAは上向きでの推移が継続していますが、上昇トレンドが形成中です。ボリンジャーバンドもエクスパンションを開始しており、上昇に勢いが出ている状況です。押し目は浅く、10MAまで押さない状況となっていることから、短い時間足のサインを利用したい展開となっていますが、日足でも10MA付近まで押す展開があれば、ルール2でのロングエントリーを狙いたい状況です。
<4時間足>
20MAは上向きでの推移が続いており、上昇トレンドが継続しています。先週金曜日は東京時間から比較的底堅い展開となりましたが、NY時間には小売売上高が予想を上回ったことで、東京時間の高値を更新しました。ただ、前日の高値には届かなかった点は、やや気になるポイントです。本日は引き続き、20MAでのサポートが確認されれば、ルール1でのロングエントリーを狙いたい状況です。
<1時間足>
20MAは上向きでの推移となっており、短期的にも上昇トレンドが形成されています。金曜日は、ロンドンFIX以降のシカゴ時間で20MAを割り込む場面がありましたが、すぐに20MAを上抜け、上昇トレンドに回帰しています。前日の高値を更新できなかったことから、上昇の勢いが弱まっている可能性もありますが、本日も20MAでのサポートが確認されれば、ルール1でのロングエントリーを狙いたい状況です。
本日の注目経済指標:黒田日銀総裁発言(9:30)
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