10月11日 ミリアカデイリーレポート ドル円
2016年10月11日
ドル円、左:日足、右:4時間足、の概況です。
今週のドル円は、上方に窓を開けての寄り付きとなりました。アジア時間では、雇用統計発表後のドル売りの流れが継続して、先週金曜日の安値を下回る108.80まで下落しました。海外時間では、FRBの早期利上げ期待が根強く残っており、ドルが買われる展開に転じ、アジア時間の高値を更新しました。日足は陽線での引けとなっています。
<日足>
20MAは上向きでの推移となっており、上昇トレンドが形成されています。バンドウォークは一旦終了し、先週は大陰線での引けとなりましたが、昨日は反発してきており、再度104円台を目指す動きとなるのかどうかに注目です。本日は、10MAでのサポートが確認されれば、ルール2でのロングエントリーを狙いたい状況です。
<4時間足>
20MAは横向きの推移となっており、トレンドの方向がはっきりしない状況になっています。昨日は海外時間から反発する展開となり、103円台後半を回復しています。4時間足的には、Wトップとなるか、104円台をブレイクして続伸するのかに注目したいチャート形状です。本日は、トレンドの方向がはっきりするまで様子見したい状況です。
今週のドル円は、上方に窓を空けて寄り付きました。アジア時間では、雇用統計発表後の流れが継続して、円高ドル安の展開となり、先週金曜日の安値を下抜けました。海外時間からは反発する展開となり、アジア時間の高値も更新して103円台後半を回復して、雇用統計発表前の水準も回復しています。NY時間の終盤ではやや押されて、103.60付近での推移となっています。
テクニカル的には、20MAは上向きでの推移となっており、短期的には上昇トレンドが形成されています。昨日はロンドン時間以降にはバンドウォークをともなう上昇が発生しましたが、103.80付近がレジスタンスとなり、やや売りに押されました。NY時間の引けにかけては、10MA付近まで押されています。本日は、この水準がサポートとなれば、ルール2でのロングエントリーを狙いたい状況です。
本日の注目経済指標:米労働市場情勢指数(LMCI)(23:00)
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