1月6日 ミリアカデイリーレポート ドル円
2017年1月6日
ドル円、左:日足、右:4時間足、の概況です。
昨日のドル円は大きく下落し、二日連続の陰線となりました。サポートとなっていた116円を割り込み、115円台前半まで下落幅を拡大する場面がありました。大統領選挙以降では、一日の値幅としては最も大きく下げる展開となっています。
<日足>
20MAは横向きでの推移に転じ、レートは大きく20MAを下回ったことで、下落トレンドに転換する可能性があります。大統領選挙後では初めて、終値が20MAを下抜けました。本日以降は、トレンドの方向がはっきりするのを待ちたい状況です。
<4時間足>
20MAは下向きでの推移となっており、下落トレンドが形成されています。昨日は、東京時間から軟調な推移となり、-2σまで到達後、バンドウォークを伴う下落に発展しました。ボリンジャーバンドもエクスパンションとなり、下落に勢いが発生しています。本日は、10MAでのレジスタンスが確認されれば、ルール2でのショートエントリーを狙いたい状況です。
昨日のドル円は、東京時間からドルが売られる展開となり、軟調な推移となりました。15時台に116円のサポートを割り込んで推移しましたが、ロンドン時間の前半には買戻しが入り、116.80付近まで反発しました。その後は再度円高ドル安方向に転換し、ADP雇用統計が予想を下回ったことで下落に勢いが付きました。また、ISM非製造業景況指数は予想を上回ったものの、ドル安の勢いは止まらず、115.20付近まで下落する場面がありました。
テクニカル的には、20MAは下向きでの推移となっており、短期的には下落トレンドが形成されています。短期的にはバンドウォークには発展せず、戻しも大きく入る展開となっています。本日も雇用統計の発表が予定されており、昨日同様、大きく動く可能性が想定されます。本日は、10MAがレジスタンスとなれば、ルール2でのショートエントリーを検討したい状況です。
本日の注目経済指標:米国雇用統計(22:30)
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