1月5日 ミリアカデイリーレポート ドル円
2017年1月5日
ドル円、左:日足、右:4時間足、の概況です。
昨日のドル円は反落し、4日ぶりの陰線となりました。東京時間以外は、ドルの上値の重い状況が継続し、ドル円も117円台の前半まで下げ幅を拡大しました。本日は、ADP雇用統計、ISM非製造業景況指数の発表が予定されており、結果次第では大き目のトレンドが形成される可能性があります。
<日足>
20MAは上向きでの推移を維持しており、上昇トレンドは維持されています。昨日の下落で、20MA付近までレートが近づきました。ボリンジャーバンドは引き続きスクイーズする展開となっており、膠着感が強まっています。引きき続き本日以降も、20MAでのサポート確認から、ルール1でのロングエントリーを狙いたい状況です。
<4時間足>
20MAは上向きへの推移となっており、上昇トレンドが形成されていましたが、直近のレートは20MAを下抜けており、トレンドの転換の可能性が出ています。ボリンジャーバンドはスクイーズしており、ボラティリティは低下基調となっています。本日の4時間足レベルでのエントリーは、トレンドの方向がはっきりするのを待ちたい状況です。
ドル円、1時間足の概況です。
昨日は、東京時間ではドル買いが優勢となりましたが、ロンドン時間以降は軟調な推移となり、上値を徐々に切り下げる展開となっています。前日の安値も下抜けており、下落基調が強まりつつあります。一方で。117円ちょうどはサポートが入る展開となっており、本日以降もこの水準がサポートとなるのかどうかを見ていきたいところとなります。
テクニカル的には、20MAは下向きでの推移となっており、短期的には下落トレンドが形成されていました。-2σを下抜ける場面が何度かありましたが、バンドウォークには発展せず、下落に勢いはない状況です。本日は、20MAがレジスタンスとなれば、ルール2でのショートエントリーを検討したい状況です。
本日の注目経済指標:ADP雇用統計(22:15)、ISM非製造業景況指数(24:00)
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