1月31日 ミリアカデイリーレポート ドル円
2017年1月31日
ドル円、左:日足、右:4時間足、の概況です。
今週のドル円は、トランプ大統領の保護主義を警戒したドル売りが優勢となり、下側に窓を空けての寄り付きとなりました。リスクオフムードは海外時間でも継続し、113.44まで売り込まれる場面がありました。なお、窓は閉じられず、空いたままの状態です。
<日足>
20MAは下向きでの推移となっており、下落トレンドが形成されています。昨日は20MAがレジスタンスとなり、ルール1での売りサインが点灯しました。ボリンジャーバンドはスクイーズしての推移となっており、ボラティリティは低下基調です。本日以降も引き続き、20MAでのレジスタンスが確認されれば、ルール1でのショートエントリーを狙いたい状況です。
<4時間足>
20MAは上向きから横向まで押し返され、レートは20MAを割り込んだことでルール3での売りサインが点灯しました。ボリンジャーバンドは上下のバンドが並行状態となり、レンジ相場の様相ですが、バンド幅は大きく、ボラティリティが大き目のレンジとなっています。本日は、20MAが下向きに転じ、かつ20MAがレジスタンスとなれば、ルール1でのショートエントリーを狙いたい状況です。
ドル円、1時間足の概況です。
昨日のドル円は、下側に窓を空け、寄り付き後も軟調に展開して窓は埋められずに推移しました。東京時間後場からロンドン時間にかけては戻しが入りましたが、アジア時間の高値を更新できずに反落しています。NY時間には東京時間の安値を大きく下抜け、113.44まで下落幅が拡大しました。NY時間終盤にかけてはやや戻しが入り、113円台後半まで戻っています。
テクニカル的には、20MAは下向きでの推移となっており、短期的には下落トレンドが形成されています。ボリンジャーバンドもエクスパンションとなり、ボラティリティが拡大基調となりました。NY時間終盤ではバンドウォークが一旦終わり、戻しが入る展開となっています。本日は、10MAがレジスタンスとなれば、ルール2でのショートエントリーを狙いたい状況です。
本日の注目経済指標:日銀金融政策決定会合結果発表(時間未定)、黒田日銀総裁記者会見(15:30)、シカゴ購買部協会景気指数(23:45)
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