1月27日 ミリアカデイリーレポート ドル円
2017年1月27日
ドル円、左:日足、右:4時間足、の概況です。
昨日のドル円は反発し、陽線で引けました。今週に入り、陰陽が交互に示現し、方向感がやや定まらない展開ですが、昨日は前日の高値も更新しており、上昇の勢いが強まりつつあります。114円の節目はあっさりブレイクしてきました。
<日足>
20MAは下向きでの推移となっており、下落トレンドが形成されています。昨日は10MAと突破し、20MAに迫る展開となっています。115.62の戻り高値を超えて、Wtopが完成するのかどうかにも注目したい展開です。本日は、20MAでのレジスタンスが確認されれば、ルール1でのショートエントリーを狙いたい状況です。
<4時間足>
20MAは下向きから上向きに転じてきており、トレンドの方向は上昇に転換しました。ボリンジャーバンドもエクスパンションとなり、また+2σでのバンドウォークも発生していることから、上昇の勢いは強めです。本日は、10MAでのサポートが確認されれば、ルール1でのショートエントリーを狙いたい状況です。
ドル円、1時間足の概況です。
昨日のドル円は、東京時間では小幅なレンジで推移しもみ合う展開となりました15時台から徐々にドル買いが勢いづき、114円のレジスタンスを上抜けました。NY時間でもドル買いの勢いは継続し、一時114.85の高値を付ける場面がありました。NY時間終盤は米国債利回りの低下からやや調整が入っています。
テクニカル的には、20MAは上向きでの推移となっており、短期的には上昇トレンドが形成されています。ボリンジャーバンドは、昨日の海外時間にはエクスパンションし、ボラティリティが拡大しましたが、NY時間終盤にはスクイーズしてきており、上昇の勢いは弱まりつつあります。本日は、10MAでのサポートが確認されれば、ルール2でのロングエントリーを狙いたい状況です。
本日の注目経済指標:米国第Ⅳ四半期GDP速報値(22:30)
コメントを残す