1月24日 ミリアカデイリーレポート ドル円
2017年1月24日
ドル円、左:日足、右:4時間足、の概況です。
今週のドル円は、下方に窓を空けての寄り付きとなりました。トランプ大統領の保護主義が材料視され、理数オフムードとなっています。寄り付き後も軟調な展開が継続し、日足は大幅続落となっています。
<日足>
20MAは下向きでの推移となっており、下落トレンドが形成されています。昨日は10MAがレジスタンスとなる形での大幅続落となりました。本日以降も引き続き、10MAでのレジスタンスが確認されれば、ルール2でのショートエントリーを狙いたい状況です。
<4時間足>
20MAは上向きから下向きに転じ、下落トレンドに転換しています。レートは-2σに到達し、ボリンジャーバンドもエクスパンションしての推移となり、バンドウォークに発展する可能性があります。先週サポートされた112.50が下抜けると、さらに下落幅が拡大する展開に発展する可能性が高まります。本日は、10MAでのレジスタンスが確認されれば、ルール2でのショートエントリーを狙いたい状況です。
ドル円、1時間足の概況です。
昨日のドル円は、下側に窓を空けた後、窓を閉じずに下落が継続しました。ロンドン時間にはやや持ち直す動きが入り、114円台を回復する場面もありましたが、この水準からすでに上値は重くなり、NY時間ではさらに安値を更新する下落がありました。一時112円台に入りましたが、NY時間の引けでは113円台に戻しています。本日は、112.50のサポートが維持されるかどうかに注目です。
テクニカル的には、20MAは下向きでの推移となっており、短期的には下落トレンドが形成されています。昨日は20MAを上抜ける場面がありましたが、上昇トレンドには転換せず、下落トレンドに回帰しました。本日は、10MAでのレジスタンスが確認されれば、ルール2でのショートエントリーを狙いたい状況です。
本日の注目経済指標:中古住宅販売件数(24:00)
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