ミリアカ・デイリーレポート

1月18日 ミリアカデイリーレポート ドル円

0118 4時間足

ドル円、左:日足、右:4時間足、の概況です。

昨日のドル円は、大幅続落となり、日足は7日連続の陰線となりました。イギリスのメイ首相の発言でポンドの動きが落ち着きを戻しましたが、米国サイドからは、ダドリーNY連銀総裁やトランプ氏からドル高をけん制する発言が出ており、ドルが売られる基調が継続している状況です。

<日足>

20MAは下向きでの推移となっており、下落トレンドが形成されています。ボリンジャーバンドはエクスパンションとなり、昨日同様にバンドウォークを伴う下落が発生しており、下落に勢いが出ています。本日以降は、10MAでのレジスタンスが確認されれば、ルール2でのショートエントリーを狙いたい状況ですが、10MAとレートの乖離幅がかなり拡大したため、下落の継続を獲りに行くなら短い時間足を利用する必要があります。

<4時間足>

20MAは下向きでの推移となっており、下落トレンドが形成されています。昨日は、イギリスのメイ首相の会見後からは戻しが入るかとも思われましたが、ダドリー連銀総裁の発言でドルの調整が続いています。本日は、10MAでのレジスタンスが確認されれば、ルール2でのショートエントリーを狙いたい状況です。

0118 1時間足

ドル円、1時間足の概況です。

今週のドル円は、東京時間後場からドル売りの勢いが増し、ロンドン時間序盤には113円台を割り込む場面がありました。イギリスのメイ首相の会見で、Haedbrexitが回避されることが発言されると、一旦113円台半ばまで戻す場面がありました。その後、NY連銀のダドリー総裁やトランプ氏から、ドル高をけん制する発言が出たことで、ドル売りが再燃し、再び112円台後半まで下落しています。
テクニカル的には、20MAは下向きでの推移となっており、下落トレンドが継続しています。昨日の東京時間後場以降は、一つのトレンドが継続しており、途中10MAを上抜ける場面がありましたが、20MAまでは届かずに反落しています。直近の動きは、ストキャスティクスがダイバージェンスを示現しており、一旦戻しが入る可能性があります。本日は、引き続き10MAがレジスタンスとして機能すれば、ルール2でのショートエントリーを狙いたい状況です。

本日の注目経済指標:消費者物価指数(22:30)、設備稼働率(23:15)、イエレン議長発言(29:00)

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