1月12日 ミリアカデイリーレポート ドル円
2017年1月12日
ドル円、左:日足、右:4時間足、の概況です。
昨日は、東京時間からロンドン時間にかけては、ややドルが買い戻される展開となり116円台半ばまで戻してトランプ大統領の会見を迎えました。会見中は、前半にはドル買いとなったものの、後半はドル売りに転じ、押し安値を更新して114.24まで下落幅が拡大する場面がありました。
<日足>
20MAは下向きでの推移となり、下落トレンドが形成されています。昨日は、-2σまで到達し、またボリンジャーバンドはエクスパンションとなっており、下落に勢いがつきつつあります。本日以降、10MAがレジスタンスとなればルール2でのショートエントリーを検討したい状況です。
<4時間足>
20MAは下向きでの推移となっており、下落トレンドが形成されています。昨日のトランプ大統領の会見時の急落で、それまでのサポートであった115円台前半を下抜けました。その後は急速に買い戻しが入り、115円台を回復しています。本日は、10MAでのレジスタンスが確認されれば、ルール2でのショートエントリーを狙いたい状況です。
ドル円、1時間足の概況です。
昨日のドル円は、東京時間からロンドン時間にかけてドルの買戻しが進行し、ロンドン時間終盤には前日の高値を更新して116円台後半まで上昇する場面がありました。トランプ大統領の会見後もいったん買いが入りましたが、その後は急落する展開となり、114.24付近まで売られる場面がありました。NY時間引けにかけては買い戻しが入る、115円台を回復しています。
テクニカル的には、20MAは下向きでの推移となっており、短期的にも下落トレンドが形成されています。トランプ会見後にー2σを大きく下抜けましたが、バンドウォークを伴う下落には発展せず、その後は大きく戻しています。ボリンジャーバンドはエクスパンションとなり、ボラティリティは大きく拡大しています。本日は、10MAでのレジスタンスが確認されれば、ルール2でのショートエントリーを狙いたい状況です。
本日の注目経済指標:新規失業保険申請件数(22:30)
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